旅立ちの日
深夜便のためラウンジが使えました。食事はどれも美味しく、
そして、誰もが少し高揚しています。
食事の後は静かな部屋の方に移動した方が落ち着くけれど
飛行機と、働いている方々を見るのがやめられない。
搭乗。次に降りるときはヒースロー。
機内はすぐに暗くなるので、素直に眠る。
睡眠時間が判断力と直結していると年齢とともに痛感。
ホテルに荷物を預けて移動するシミュレーションをもう一度。
早朝に到着。
オイスターカードにチャージして乗車。そして乗り換えを間違える。
ボンドストリートとベーカーストリートを勘違い。
Bから始まることにとらわれすぎました。
探すより早いかとタクシーを止めてなんとかホテルの近くへと。
実は近くで警備をしていた方に場所を尋ねました。
壁にあった案内板を指差して説明していただきました。
「お仕事中にすみません」何度も頭を下げました。
スーツケースを預けてパディントン駅からスウィンドン駅へ向かいます。
電車もタクシーも予約してあったので、時間通りの進行に
一息つきました。駅で購入したサンドイッチと飲み物で昼食。
スウィンドンで無事にタクシーの方と会い、
携帯の翻訳機能で会話をしながらサイレンセスターに向かいます。

サイレンセスターの教会です。

街中に赤いポピーが飾られていました。
教会の前のマーケットは、地元の製品の日なのか
木彫りの食器やウール製品などが並んでいました。
行きたいお店のリサーチをしていなかったので、通り沿いに歩いただけでしたが
中に入ったところに面白いお店があったかもしれません。
初日ということもあり自制してしまいました。
歴史がある街ということが感じられました。
次にテッドベリーへ向かいます。
「ハイグローブ」のお店はすぐにわかりました。
暖かく、そしてオレンジやクローブのいい香りがします。
食器、住居用・ガーデン用、クリスマス用の
小物から大きなものまでがセンスよく並んでいます。
スタッフさんはフレンドリーでお客さんが途切れません。
大きな通り沿いに面白いお店がいくつもありました。
店主の趣味が行き届いた高級なアンティークショップ、大型家具のお店から、
まさに家庭の不用品を持ち寄ったチャリティーショップまで。
チャリティーショップではスタッフさんも楽しげに会話をしています。
セレクトされていない商品は宝探しのようでもあり、
遠慮なく手に取ってじっくり見ました。
テッドベリーは、余裕がある雰囲気の街でした。
次はB&Bに滞在して、隅々まで歩きたいと思いました。
コーディネーターさんに予約をしていただいたティールームで
お茶をして、初日の予定は完遂。
「ホリディ?」「イエス」こんな会話をしながら駅に送っていただいて
ロンドンに戻りました。