d_ocha-kai’s diary

お茶やお菓子と本のことなど。

宴のあとに

2月末の浅草での「ジャパン・ティーフェスティバル」では

何周も何周も試飲して回って、自分のルールとは外れるのですが

2店から茶葉を購入させていただきました。

「天の製茶園」さんの天の上紅茶、天の紅茶。

「坂本園」さんの和紅茶 HATSUKOI いずみ、はつこひ 紅茶 ゆず

珍しくフレーバードティーも入れて4種もいただきました。

九州のお茶は味がやさしいように思いました。

 

ポッカサッポロフード&ビバレッジさまがSNS登録でペットボトルのお茶を

お渡ししていましたが、スーパーなどの店頭とは勝手が違う様子でした。

このフェスに来る方たちは、茶殻だって見ますから。

茶葉の選定理由とか、大量に抽出するための設備とか、味を一定にするための苦労とか

水へのこだわり、1日に消費する茶葉の量といった

製品化の様子などを示してくださったら、もっと近づけたように思いました。

実物大の抽出機械のモデルや熱湯が茶葉をくぐっていくところ、茶葉を濾すシーンの

動画があると見入ってしまいそうです。

 

見覚えのある茶色の大きな葉、と思いブースに接近したところ

阿波晩茶のコーナーでした。いれるお湯の温度をうかがいましたら

熱湯とのことでした。茶葉を見てわかると少し嬉しいですね。

 

自分はできるだけ「このお茶を飲んでいるとわかって飲みたい」タイプなのだと思います。

けれどわかるのは、ほんの少し。

お茶は農作物で、出来上がりはいつも、それぞれがオリジナルだから。

多分、シングルオリジンの茶葉を集めてしまうのは

その時々の味に惹かれてしまうからのような気がしています。

このフェスは、以前はシングルオリジンと掲げていたような記憶があります。

 

 

会場の皆さまの飲みっぷり、買いっぷりはお見事でした。

2日間とも行きたかったです。次はそうしましょう。

 

帰宅して考えたところかなりの量の茶葉を持っていることが判明。

飲む順番を慎重に考えて、美味しく飲み切りたいので

しばらく茶葉は購入しないことを心に刻みました。