Voicyパーソナリティではありませんが、自分の考えをここで。
タイトルの問いには、老若男女が抵抗なく利用するようになる前の「ユニクロ」の
評価に通じるものがあります。若い人から人気が広がりましたが
それ以外の世代は遠巻きに見ている感じがありました。
この問いがされている時点で大きな転換は起きているのです。
例えば、スーパーに行くときにはエコバッグを持って
行きますが、袋の料金を払うこともある。
デパートで買い物をしたときには、そのブランドやデパートの紙袋を
(重そうなときには重ねて)使わせていただく。
買い物は均等ではありません。自分はこんな使い分けをしています。
本も同様です。
ほとんどが電子書籍。読み込む趣味の本は紙の本を購入。
購入履歴が一覧できるからAmazonで買います。
自分がいつ、どの本を購入し、その著者の本を他にどのくらい持っているか、
その著者の作品の傾向、レビューから見える読者像など。
知りたいことはたくさんあります。1・2冊では収まることがないので、
紙の本では追いつきません。
また、全ての本が全ページを読む価値があるとも思っていません。
途中まで読んでやめたり、読んだ時間を後悔することもあります。
そんなときに手元に本があるとストレスになります。
紙の本は、コレクション欲を満たしてくれます。
興味の入り口から展開までを並べるのは楽しいですが、
興味が移ったら処分してきました。
電子書籍に切り替えたら、処分について思い悩むことがなくなりました。
どうしても本は紙派というのは、デパートのお得意様のようにこだわりのある方。
自分の買い物なのだから好きなようにしていいと思います。
でも、いま、少なくとも日本で生活している方は
出版はされていなくても一日中、とにかく文字を読んでいるのではないでしょうか。