d_ocha-kai’s diary

お茶やお菓子と本のことなど。

読書

『暴れん坊本屋さん』を読みました。

最近、内澤旬子さんの『着せる女』を手に取りました。 2020年の発行ですが、当時いくつかの新聞の書評で絶賛されていた記憶があります。 内澤さんは入力が早い方なのだと思います。 自分の見たもの・頭に浮かんだことをそのままに記述するスピード感があって…

伊藤潤二展の沼

世田谷文学館の伊藤潤二展に行きました。 駅は芦花公園。京王線に乗るのは久しぶりです。下りたのは初めてかもしれません。 駅からは迷うことなく会場に到着できました。 「女の園の星」で、和山やまさんを知り、 「カラオケ行こ!」「夢中さ、きみに。」と…

西双版納に行ったひと。『アジア発酵紀行』

何かのタイトルみたいですね。 紅茶の歴史の本に必ず出てくる地名が西双版納。 西双版納(シーサンパンナ)は中国の雲南省にあり、 この辺りがお茶の起源ではないかと言われています。 発酵デザイナーの小倉ヒラクさんは、ここで お茶の古木を見、現地の茶農…

#電子書籍か紙の本か

Voicyパーソナリティではありませんが、自分の考えをここで。 タイトルの問いには、老若男女が抵抗なく利用するようになる前の「ユニクロ」の 評価に通じるものがあります。若い人から人気が広がりましたが それ以外の世代は遠巻きに見ている感じがありまし…

公園の前にあった紅茶のお店

2017年のことです。藤沢のディンブラに伺いました。 紅茶好きの方から噂を聞いて、スマホの画面をにらみながら なんとかたどり着きました。 満席とのことで、どうされますかと聞かれましたが 滅多に来ることもないからと待たせていただきました。 2階にある…

あきらめたらそこで

昨年の12月は試験対策に追われていました。 約30年ぶりに民間の資格試験の講座を受講してなかなか厳しい (自分にとり難易度が高いという意味です)試験を受けました。 スラスラと頭に入る年齢ではないため 記憶する方法を探すまでに時間がかかりました。 定…

両手で持ってアゴで押さえるとたくさん運べました

カルチャースクールで先生が新しく出した本のことを 嬉しそうにお話しされました。そして 二次流通で本が売れても著者にはお金は入りません。 だからできるだけ本屋さんで買ってほしいのです。とおっしゃいました。 うなずきながら、内心驚いてしまいます。 …

常識ってなんでしょう

なんの脈絡もなく思い出しました。 子どもの頃に読んだ、母親の家庭雑誌に 赤ちゃんのオムツには古くなった浴衣が最適だから、ほどいて再利用しましょう と書いてありました。 自分が実践することはありませんでしたが 「これが正義なのだ」と刷り込まれたよ…

世界を探しています

あるブログで気になる文があったので 引用以外の部分を読んでみたいと思いました。 タイトルは「週刊朝日のカーテンコール」。 掲載されたのは岩波書店発行の「世界」2023年8月号とのことです。 週刊誌はほとんど読んでいませんし、読んだとしても 何十年も…

ーアマゾンプライム感謝祭ーと四騎士

Amazonや楽天のセールは 終わってから気がつくことが多いです。 鈍感というか、情弱というか。 Amazonといえば、スコット・ギャロウェイの 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』は名著だと思います。 2017年の出版ですので、当然変化は起きていて、 Twi…

ブックオフにカフェがあった頃

ずっと以前、カフェ併設のブックオフがありました。 大通りをバスで通った時にブックオフのロゴのついた大きな窓に 赤いソファのあるお店が見えたので、次の機会に入ってみました。 港区の住宅街の店舗らしく洋書の在庫も豊富でした。 当時はテーブルコーデ…

新聞をやめてしばらく経ちました

先日、新聞配達店から届いていたお手紙に 新聞を再開したら、〇〇をプレゼント!とありました。 ちょっと待ってください。 新聞紙を束ねるという手間をもう一度するなんて考えられません。 今は電子版を読んでいますが、電子版ニュースはアレクサに流しても…

2022年にゴールデンカムイ展に行った話

家にいる時はVoicyを聴いていることが多いです。 聴き始めたきっかけは"ちきりんさん"でした。 それから何人かの方をフォローしています。 妄想する決算さんのこともちきりんさんとの対談で知りました。 その"妄想さん"が昨年のゴールデンウィークに 「最近…

本を読みましょう

7月9日(日) 白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅・武相荘の敷地内でのフリマを見に行きました。 久しぶりのフリマでした。 買い物というよりは 自分の目を慣らしておきたかったのです。 館内では、正子の書斎の本棚に目が釘付けになりました。 相当数の棚の中に基…