ずっと以前、カフェ併設のブックオフがありました。
大通りをバスで通った時にブックオフのロゴのついた大きな窓に
赤いソファのあるお店が見えたので、次の機会に入ってみました。
港区の住宅街の店舗らしく洋書の在庫も豊富でした。
当時はテーブルコーディネートやインテリアが知りたくて
海外の本を集めていました。
カウンタースツールのちょっと高めのテーブルで
アップルパイとコーヒーをいただいたような記憶があります。
ソファはいつも人気でした。
気がついた時には閉店していました。
ブックオフも今では本以外の商品が多く並びます。
ブックオフの良さは色々なジャンルの本がよく分類されていることだと思います。
新刊の本屋さんは、「この本、面白そうだから後で買おう」
と思って用事を済ませた後で違うお店に行くと探せなくて諦めることが多いです。
今では恒例なのかどうかわからないのですが
歳末のデパートの大寄せ(全国各地の古本屋さんが出店)の
古本市に行ったことがあります。
各店の独特の品揃えや値段の付け方は味わいがありました。
その時の中高年のお客さまがたの熱気が会場中に満ちていました。
年末年始を趣味の読書で過ごすという、解放感?家族に向けての背徳感?
もしくは大人買いの意気込みからでしょうか。
当時は掛軸や書画のお店も並んでいました。
徳川家康などの長い小説が人気のようでした。
今月末は神保町の神田古本まつり。
通り沿いにお店が並ぶから、晴天が続くといいですね。
私は白洲正子の古い本を見つけたら買ってしまうかもしれません。