d_ocha-kai’s diary

お茶やお菓子と本のことなど。

蔵書の醸造

決断の数が人生を決めると聞いたことがあります。

 

ふと、最近の自分が物足りなくなって

これは、小さな決断をしていないためかと思いました。

 

そこで、気になっていた本をまとめて売りました。

一冊ずつを手に取って判断するのは、なかなか苦痛なのです。

読んだけれど、もういいかなと思った本なら簡単なのですが

読みかけてやめた本は、迷います。

久世番子さんの本にあった、手の届くところに

さまざまなジャンルの本が置いてあることに安らぎを感じる姿に

とても共感します。

読み返したら、もういけません。

濃度を勘案して、関心の薄いものを選んで10冊持って行きました。

 

そして、3冊買って帰ってきました。このパターンを

1ヶ月に1回続けると、1年で70冊は減らせます。

その一方で

持っている本のクセが強くなったような気がしています。

本の数は減りましたが、熟成が進みました。

単純に喜んで良いのかわかりません。

 

昔の本は、電子化されていないのも

本が増えてしまう理由の一つです。