d_ocha-kai’s diary

お茶やお菓子と本のことなど。

門構えに甲でなんと読む:ぎふ地紅茶サミット2023に行きました

よく晴れた12月の土曜に岐阜に行きました。

「ぎふ地紅茶サミット2023」に行きたかったのです。

カップ付きのチケットをオンラインで購入して向かいました。

 

名古屋で東海道本線に乗り換えて岐阜駅からはバスです。

昔、赤い路面電車が走っていた気がします。

金華山に向かって進んできたバスを降りて長良川沿いを歩いて会場に行く途中

大きな頑丈そうな扉が各建築物の間に設置されていました。

それぞれの扉に鵜飼屋陸閘、そしてナンバーが記されていました。

門構えに甲、初めて見る漢字です。りっこう(陸閘)と読むそうです。

 

地紅茶サミットは盛会で、休憩所もあって風を避けたり椅子に座ることもできました。

お客さんも次々に来場。

生産者の皆さまは、とにかくお茶を振る舞ってお客さまとお話しされていました。

長良川はキラキラと美しく、岐阜城は山の上に聳えていました。

日差しが暖かい日で、風も強くなくて助かりました。

ここでも3周ほど試飲をして回りました。なんと、尾張旭と同じ生産者さんの茶葉が

一番好みの味とビジュアルでした。ということで2種類購入しました。

2023年春摘みの手摘み白茶と手摘み紅茶各10グラム。

 

それから「地紅茶学会オリジナルブレンド紅茶」を購入しました。

なんだかレアものに見えたのです。(紅茶に詳しい方に見ていただいたところ・・・・・)

自分が満足すればよしとしましょう。

16時前に会場を離れましたが、どんどん暗くなっていき

17時には駅前は冬の夕暮れという雰囲気になりました。

 

帰宅して陸閘について検索すると、かなり政策的な項目が出てきました。

 

これは目の前の長良川が増水した時に備えたもの。水は流れてくる時も

引いていく時も予想もできない大きな被害をもたらすことがあります。

地図を見て、入念に巡らされた水害への備えに驚きました。

雨が降らなくて良かったというレベルではありません。

会場は、水面を見下ろす高さにありましたが、

台風シーズンには何があってもおかしくないようにも思いました。

心配性の自分はイベントが無事に終了して本当に良かったと思いました。

運営の皆さまありがとうございました。

お昼はシウマイ弁当、帰りにヒレみそかつサンド。
岐阜駅で中身の斬新さに驚いたサラダパン。